高円の杜の「椿油」

奈良県護国神社境内、高円の社には多種、多数の椿が植栽され御神慮をお慰め申し上げております。年々椿も成長し今では大和路の春を彩る花の新名所として定着してまいりました。

私どもは、この多数の椿から採れる十分に成熟した黒実を採取し「椿油」を完成させました。伝統的な古式製油法搾油しております。薬品など一明使用しない、純粋で貴重な「生の椿油」です。

 

御祭神の御加護をいただいた「高円の社の椿油」をお試しください。


製油法

種子選別 ⇒天種日乾燥 ⇒種子粉砕

 

 

種子選別 ⇒搾油 ⇒沈殿 ⇒濾過


『本草綱目:(中国古文書)』より:「性質甘く涼しく、消化を助長し、咳や喘息を治し、痰を止め、胃を清め、腸を潤し、殺虫、解毒、軽く拭けば髪の異臭を除き、眼にも良い」と記述されています。

使い方

◎髪のトリートメントとして:洗髪後手のひらに34滴とり、よく伸ばし髪と地肌にすり込みます。頭皮や髪を保護し、髪の保水性弾力性を切れ毛、抜け毛、枝毛を防止すると言われています。

◎肌の手入れ:皮膚に馴染みやすく刺激がありません。肌に潤いを与えつっぱり感もなく、乾燥気味なお年寄りの肌の手入れには最適と言われています。

◎極めて酸化しにくい安定した油です。包丁、はさみ、大工道具などの高級刃物の錆止めに最適です。

◎堅木家具の手入れに:美しい艶が出ます。(桐材などの柔らかい木材には向きません)

◎高級テンプラ:椿油は熱安定性に優れ、テンプラにも使用されるそうです。

 

※最近、椿の成分から抗アレルギー剤をつくる研究も進められているようです。


◎「椿油」ご希望の方は、社務所までお問い合わせ頂ければ、頒布致します。